勤務表ソフトを入れて困ったこと

パソコンの勤務表ソフトを入れて困ったこと

連続勤務が多い

勤務の実施回数を満たそうとすると連続勤務が多くなる傾向があります。

これは勤務の間隔を設定し(3日以上開ける・・など)連続勤務はNGと指定する必要があります。

特定の曜日に勤務が多い

エクセルで作成したシフト勤務表などではシフトの順番を固定しているため、夜勤/明け/休み等 3で割れるシフトを繰り返すと同じ曜日になることが出てきます。

それは夜勤可能な職員が少ない場合は、最初に夜勤を配置するため30日に5回夜勤を入れなければなりません。均等間隔で配置するには6日間隔で配置するのが一番均等な配置となります。既に5回の公休を消化しているので8日が公休指定であれば、実質2回だけが別曜日に配置できるようになる訳です。

このパターンであれば毎週1日ずつ曜日がずれてきますが、公休だけでなく公休外の休みを考慮すると5日から7日の間でシフトが動くようになります。

7日間隔ということは、同じ曜日なので月内に同一曜日に同じ勤務が当たることもあるということになります。

同じ人と勤務することが多い

もし、夜勤者が2名だった場合で5回ずつ勤務をするためには最低12名でシフトを組むことになります。

6日間隔×5回=30日 なので6人で1シフト(夜勤/明け/公休/ ・・などと勤務が1回転すること)が回るので1日の夜勤数2名が必要であれば12名必要になります

均等であれば6名が対になるので、月に1回程度の組み合わせまでは減らせるはずですが、配置間隔や組合せ禁止などを考慮するとやはり同じ人と組合す方が作成者が楽になるのです。

どうやったらマンネリ勤務表にならないようになるのでしょうか?

<解決策>

同じ人や同じ曜日の勤務が多い場合は、職員の人数が少ないことが考えられます。

必ず配置しなければならない勤務の人数を基準として職員採用や配置をすることが必要です。

連続勤務も極力避けたいものです。いろいろな条件を判断して最適な勤務配置ができるソフトを選ぶようにしましょう。

今がマンネリ勤務表なら夜勤ができる人を増やす!

同じパターンになるのを防げばいいのですから、1人増やすだけでマンネリ勤務表から脱却できます。

少なくとも5人と夜勤を交替できるわけですから、全ての職員とは言いませんがある程度、別の人と組み合わせることができます。

また、交替して余った夜勤分を振り替えることができる人が5人増えるので10日分の勤務が違う人の組み合わせになります。

1人増えると10日が違う人と組めるのですから、あと2人増やせば毎日違うメンバーの組み合わせが可能になるということです。

月に2回の人と3回の人が居れば、1人のシフト勤務者になるので夜勤可能者を増やすことが重要です。

 

<完全自動作成は可能か?>

いろいろな勤務表作成ソフトがありますが、完全自動ソフトはありえません。

それは、作成の度に個人の希望や変更情報を登録して作成することができないからです。

AIが導入され指定した条件のもとに作成されるなら可能かもしれませんが、それでもさじ加減ができる勤務表の方が勤務者には安心です。